嫁さんは、保育士兼パン屋の二足のわらじを履いている。
保育士は週3回だ。担任は持たずに、複数のクラスの補助スタッフとして働いているらしい。今年の前半、あるクラスの先生から、「パンを子どもたちと作らない?」と声をかけてもらい、園児と一緒にパンを作ったらしい。それ以来、パンを教えてくれる職人先生として、名を馳せているらしい。笑 ほかのクラスでも呼ばれるとか。しかも、クラスの担任の先生が、パンを焼く時間の前に、生地にイーストを混ぜたパターンと、混ぜなかったパターンでどうなるかを実験したりしてくれている。子どもたちは、パンへの興味がしっかりと耕されている。ぷっくり膨れたパンが焼けたら、大喜び。
「どうしてイーストを混ぜると膨らむんだろう?」
「パンの生地ってもちもちしてて、気持ちいいな」
そんな疑問を持ったり、感性を持つきっかけになっているのではないだろうか。
そんな体験を積み重ねてきた子たちが、小中高で、その疑問や感性を伸ばしていったらどんな探究活動が生まれるんだろう。