イタリア旅行記2〜旅の始まり、台湾そしてイタリアへ〜

ついに始まったイタリア旅行。まずは福岡空港へ。今回利用する航空会社は、エバー航空。台湾を拠点にしている会社であり、私たちは、福岡空港台湾桃園国際空港〜ミラノ・マルペンサ国際空港へと移動する行程となる。まずは台湾へのフライト。妻は10年ぶりの海外、私は6年ぶりの海外。「バイバイ、日本、行ってきます」

 

2時間の空の旅。私たちにとって、台湾も初めて。「台湾ラーメンが食べたいね!」なんて話す。座席に1台設置されているタブレット端末には、映画や音楽、ゲーム、フライト情報など、様々な楽しみがある。進化している空の楽しみを感じつつ、あっという間に到着。台湾の空気は、湿度が高くてむわっと暑い!

 

そして、台湾でのトランジットは約8時間。着いてからの時間がたっぷり。さて、どう過ごそうか。実は私も妻も、年度末のデスクワークが溜まっていて、空港で場所を探して、集中して取り組む。空港内はwi-fiが安定していて、電源も各所にあり、とても助かる。ぐっと集中して、なんとかひと段落。空港を散策してみよう。

 

空港は、ターミナル1と、ターミナル2に分かれている。私たちが到着したのはターミナル2。搭乗口が、A~Dまであり、A-Dが連なっているラインと、B~Cが連なっているラインがあり、中央部で両者が接続している。3Fが搭乗口とブランドショップが並び、4Fにカフェやフードコート、マッサージ店などがある。

 

面白かったのが、搭乗口ごとに、コンセプトがあったこと。サンリオの世界観のかわいい待合室や、森林のなかをモチーフにした待合室(めちゃめちゃ木が生えている(笑))。近未来的な待合室など、多種多様な世界観の待合室が、並んでいる。次はなんだろう、と歩きながらワクワクする。一方、私たちが利用する搭乗口は、びっくりするほど、普通の待合室で、ずっこけた。

 

台湾で夕食を取った際に、出てきたお茶は、甘かった。後で教えてもらったのだが、ノンシュガーで頼まないと、日本人にとっての普通のお茶は出てこないらしい。普通は、国が違えば異なるということを、久々に体感。周りを飛び交う言語も、主には中国系の言葉。日本語だけに囲まれた暮らしから飛び出すと、新しい・分からないことばかり。

 

さっそく海外に来て、このよく分からない環境で、なんとか生きていくという感覚に出会えて、面白い。国が変われば、当たり前のチャンネルは切り替わる。そして、旅はつづく。さて、次はどんな当たり前が待っているだろうか。日付が変わろうとする時間に、次の飛行機へ搭乗。いよいよイタリアへ。